5日に証言台に立ち、1997年に南アフリカで「見た目が汚い石」を受け取ったが、それがテーラー被告からの贈り物だとは分からなかったと証言したようです。
で、9日にアメリカの女優ミア・ファローが証人として出廷。(仲良しだったんですかね?)
ダイヤを受け取った時の様子を本人から聞き、「かなり興奮していた」と。
二人の話が、ビミョーに違っているようです。

ところで、昔ウディ・アレンの映画によくミア・ファローでてましたよね。

この記事で、久々に名前を聞いた気がします。
M・ファローが「血のダイヤ」裁判に出廷、キャンベル証言と矛盾
(2010年8月10日 ロイター)
[ハーグ 9日 ロイター] シエラレオネ内戦の戦争犯罪を審理する国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)に9日、米女優のミア・ファローさんが証人として出廷した。ファローさんは、英スーパーモデルのナオミ・キャンベルさんが元リベリア大統領のテーラー被告から「大きなダイヤモンド」をもらったと話していたと述べ、キャンベルさんと矛盾する証言をした。
キャンベルさんは5日の同法廷で、1997年に南アフリカで「見た目が汚い石」を受け取ったと証言したが、それがテーラー被告からの贈り物だとは分からなかったと述べている。
ファローさんは、ダイヤを受け取ったときの様子を本人から聞いたと説明。それによると、キャンベルさんは南アのマンデラ元大統領が主催した夕食会の後、自室を訪れた男らに大きなダイヤを渡されたと話し、その際「かなり興奮していた」という。
また、ファローさんは、キャンベルさんがそのダイヤをマンデラ元大統領が設立した子ども向けの基金に寄付すると話していたとも証言した。
テーラー被告は、25万人以上が犠牲になったシエラレオネ内戦に絡み、「血のダイヤモンド」呼ばれるダイヤの原石と引き換えに南アフリカから武器を入手したとされ、殺人など11の罪で起訴されている。しかし、ダイヤの原石を所有していたことは一度もないと主張、すべての罪状を否認している。

ナオミ・キャンベルが証言台に立つかどうか?と言われていましたが、日程が決まったようですね。
最初は明日29日だったようですが、8月16日に延期されたようです。
しかし、ナオミ・キャンベルとスキャンダルは、切っても切り離せないようですね。
N・キャンベル、「血のダイヤ」受領問題で証言台に
(2010年7月27日 ロイター)
[アムステルダム 26日 ロイター] 英国出身のスーパーモデル、ナオミ・キャンベルさんが、シエラレオネの内戦の戦争犯罪を審理する国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)で、8月5日に証人として出廷することが分かった。リベリアのテーラー元大統領から「血のダイヤモンド」を贈られたとされる問題で証言台に立つ予定。裁判所の広報担当が26日語った。
テーラー元大統領は、25万人以上が犠牲になったシエラレオネの内戦に絡み、ダイヤモンドと引き換えに南アフリカから武器を入手したとされ、殺人など11の罪で起訴されている。
同元大統領は、1997年に南アフリカで開かれたマンデラ大統領(当時)主催の晩餐会の後に、キャンベルさんにダイヤモンドの原石を贈ったとされるが、ダイヤの原石を所有していたことは一度もないと否定している。
キャンベルさんは当初、7月29日に証言する予定だったが、16日に裁判所に証言の日程延期を求め、これが受け入れられた。
京都は4割ですね。
それに反して、東京などは7割と高いのですが、とりあえず病院に入院させておこうという、予防拘禁ということなんですかね。
裁判所入院決定に地域差、京都4割
(2010年07月24日 京都新聞)
重大事件を起こし心神喪失で無罪となった精神障害者らを対象とする心神喪失者等医療観察法について、全国の地裁の審判結果に、大きな地域差があることが分かった。施行から昨年末までで、入院決定が8割を占める地裁がある一方、京都地裁は4割にとどまる。精神医療の地域格差の反映ともいえるが、「予防拘禁にあたる」と同法に対する批判が根強いだけに、議論を呼びそうだ。
最高裁によると、施行から昨年末までに各地裁の医療観察法の審判(事件に関与がなかったなどの却下を除く)は1509件あり、▽入院950件▽通院287件▽医療観察法での処遇が不要との決定(不処遇)が272件で、約6割が入院だった。地裁別に見ると、東京地裁は▽入院106件▽通院14件▽不処遇31件と、入院が7割と高く、埼玉や千葉も同程度だった。全体数は少ないが、青森は8割を超え、大津も7割だった。大津を含めて不処遇がゼロの地裁は5カ所あった。
一方、京都地裁は▽入院14件▽通院5件▽不処遇16件で、入院決定は4割にとどまった。大阪や神戸は5割程度となっている。
決定の地域差について京都産業大の川本哲郎教授(刑事法)は「指定入院医療機関の整備の遅れが一因」と指摘する。医療観察法で入院決定された触法精神障害者の受け入れ先として国は800床を整備するとしたが現在は566床で、京阪神では大阪府に5床だけだ。「審判結果にこれだけ地域差があるのは、法の下の平等に反する」とした。
京都弁護士会の大杉光子弁護士は「京都地裁の入院決定の少なさは、地域の精神医療の受け皿が相対的に整っていることを示している。地域医療を充実させることで十分対応でき、医療観察法は廃止すべき」としている。
自分が中学生の頃は、結構学校が荒れている時代だったので、教師の体罰はありましたよ。
竹刀でおもいっきり叩かれたりとかも。
日本の学校教育法で、体罰は一律禁止されています。
もちろん暴力は絶対によくないとは思います。
叩かれたのはイヤーな記憶として頭に残ってますからね。
ただ、大声で注意した教師に向かって、小学生が「教育委員会に言ってやるー」と言い放ってしまう現実もどうかと思いますけど…。

体罰と愛のムチ…裁判所の判断根拠は?
(2010年7月22日 東亜日報)
ソウル市教育庁が、全学校で体罰を全面禁止するという方針を発表したことを受け、議論が巻き起こっている。現在の小中等教育法施行令は、「生徒へ注意や指導する際は、教育上、不可避な場合を除き、生徒に身体的苦痛を加えない訓育・訓戒などの方法で行わなければならない」と定めている。「不可避な場合」という曖昧な表現のため、その境界線が何なのかについて、裁判所の判断に任せるしかない。裁判所は果たして、どのような基準で体罰が「愛のムチ」なのか、それとも「不当な暴力」なのかを判断するのか。
#1〓仁川(インチョン)のある小学校の2年生の担任教師は、Aちゃん(8)が、試験の際、鉛筆で薄く答えを既に書いておきながらも、嘘をつき続けたという理由で、Aちゃんのお尻を木の棒で80回ほど叩いた。同月、宿題もやらず、質問に答えなかった同クラスのBちゃん(7)は、木の棒で27回叩かれた。仁川地裁は、この女子教師に7、8歳の生徒に過度な体罰を加えたとし、懲戒8ヵ月に執行猶予2年を宣告した。裁判部は、「まだ自分の行動に対する責任感を認識する年齢になっていないという点を考慮しないまま、個別の児童に対する教育的な愛情や関心が足りない思慮に欠けた行動だ」と判断した。
#2〓慶尚北道(キョンサンブクド)のある女子高の生活指導担当教師は、学校でタバコを吸ったのにも関わらず、嘘をついた女子高生の頭を手で軽く3回叩き、脚を2回蹴った。暴行の疑いで起訴されたこの教師に、最高裁は1997年無罪を宣告した。裁判所は、「生徒を教育し、生徒の生活を指導する教師として訓戒し、先導するための教育目的の懲戒であり、非難対象になるほど社会の常軌を逸したとは言えない」と判断した。非行を犯した生徒の年齢や教師の体罰の程度、生徒の生活指導を担当する教師だったという点などを考慮しての宣告だった。
最高裁の判例は、他の教育手段では到底指導できない状況で、客観的かつ妥当な方法で体罰した場合のみを「正当な体罰」と認めている。また、生徒の年齢や性別、体罰の手段なども、体罰が適切だったかどうかを判断する上で考慮している。過去には、教師の体罰に比較的寛大な態度をみせたが、ここへ来て、さらに厳しい基準を適用する傾向も現れている。
憲法裁判所も、自分が教える生徒を暴行した疑いで、起訴猶予処分を受けた金某教師事件で、△教育上、不可避な場合△体罰の手続きの遵守△定められた体罰道具の使用△生徒が耐え難い侮辱感を与えない範囲などを正当な体罰の基準として示した経緯がある。
国際刑事裁判所から、戦争犯罪などで逮捕状が出ている大統領に対して、新たに逮捕状が出されたそうです。
大統領が反政府勢力を支持する住民らのせん滅を目的に、数千人の住民を殺害させたり、村から強制的に追い出したりした疑いがあるらしいです。
大量虐殺は国際刑事裁判所が取り扱う犯罪の中でも最も重大な罪のひとつだそうです。
ただ大統領はこれまでに、逮捕に応じる姿勢を一切示していないとのこと。
国際刑事裁判所は今回、大統領の逮捕に向けた各国の協力をあらためて要請して、今後、国際社会の圧力が強まるかもしれないようですよ。
国際刑事裁判所:スーダン大統領に逮捕状 集団殺害容疑で
(2010年7月13日 毎日新聞)
【ブリュッセル福島良典】オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)は12日、スーダン西部ダルフール地方の紛争を巡り戦争犯罪などで逮捕状が出されているバシル・スーダン大統領に対し、反政府勢力を支持する住民に対する集団殺害(ジェノサイド)の容疑で新たに逮捕状を発行したと発表した。逮捕状発行は昨年3月に続き2度目。
ICCの予審裁判部は昨年3月、戦争犯罪と、人道に対する罪の容疑で逮捕状を発行したが、集団殺害は証拠不十分を理由に除外した。このため、ICCのモレノオカンポ主任検察官からの上訴を受け、上訴裁判部が今年2月、予審裁判部に差し戻していた。
予審裁判部は12日の決定で、バシル大統領がダルフール紛争で「集団殺害に責任があり、(反政府勢力を支持する非アラブ系の)フール族、マサリト族、ザガワ族を破壊する意図を持って行動したと信ずるに足る根拠がある」との判断を下した。
キャッシングに手を出し、ブラックリストに載ってしまったことで非常に苦労した経験があり2度と同じ目に合わないために、そのきっかけとなった裁判所関係のニュースデータを公開します。