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2010/06/21 (Mon)
今日は裁判所でも、スポーツ仲裁裁判所についてです。
一番多い案件が、ドーピングではなく、サッカーの契約金や違約金問題などの争いというのに、驚きました。
ところで、ハンマー投げの室伏選手、何だか気の毒ですねぇ。
毎回、他の選手のドーピング問題に振り回される感じで。
きっと、本人は「もう順位はいいよ…」って思ってるんじゃないですかねぇ?





スポーツ仲裁裁判所って何をする機関なの?
(2010年6月20日 毎日新聞)


<NEWS NAVIGATOR>

 ◆スポーツ仲裁裁判所って何をする機関なの?

 ◇選手の主張・権利を判断 日本人は過去2度申し立て

 なるほドリ 北京五輪陸上男子ハンマー投げの室伏広治選手の順位がまた変わったね。ベラルーシの2選手がドーピング(禁止薬物使用)違反があったとして国際オリンピック委員会(IOC)から受けた失格処分を覆したスポーツ仲裁裁判所(CAS)ってなに?

 記者 スポーツ界の「最高裁判所」みたいな機関です。84年にIOCによって設立されました。その後、裁定の公平を期すために国際スポーツ仲裁理事会という独立機関が管理、監督しています。本部はローザンヌ(スイス)にあります。

 Q 裁定するのは?

 A 裁判官に当たる仲裁人は、世界中の弁護士やスポーツ法、スポーツ仲裁法の学者たちです。名簿には日本人を含めて270人以上が登録され、一つの案件を最大3人で調べます。

 Q 内容はやはりドーピング関係が多いの?

 A 増えているのは事実ですが、ドーピングは2番目で、一番はサッカー関係です。設立当初は年10~20件程度でしたが、02年に国際サッカー連盟(FIFA)がCASを認めてから一気に増え、08年には318件に上りました。サッカーは欧州などで移籍が激しく、契約金や違約金問題などの争いが絶えないようです。

 Q 日本人が申し立てたことはあるの?

 A これまで2度あります。最初は、00年4月のシドニー五輪の代表選考を巡って競泳の千葉すず選手が申し立てたものです。千葉選手は選考会で参加標準記録を突破して優勝しましたが、代表に選ばれませんでした。このため日本水泳連盟を相手取り、仲裁を申し立てましたが、請求は退けられました。2件目は07年にサッカーJリーグの我那覇和樹選手が、風邪の治療のために打った点滴がJリーグからドーピング違反に問われた案件です。Jリーグは出場停止処分を出し、我那覇選手はこれを不服として申し立てました。この時、CASは我那覇選手の訴えを認める裁定をしました。

 Q 日本国内にも同じような機関があるの?

 A 03年に日本スポーツ仲裁機構が設立されましたが、CASの支部ではありません。CASに申し立てた場合、日本人の場合は通訳などで費用がかさむため、負担を減らすことが目的の一つです。争いが増えることは好ましくありませんが、封建的になりがちなスポーツの世界で選手の主張、権利を守るという意味で大事な機関です。(運動部)

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