★六本木襲撃事件やこの事件を殺人罪で起訴できない日本の法律に疑問をもちます。被害者よりも加害者が優遇されるとたまに聞きますが、命を失った被害者に対して懲役9年では被害者も浮かばれないですし、遺族の無念も晴れる事はないでしょう。これでは、犯罪も減らないと思いますよ。
男3人に懲役12~9年=女性首輪監禁死事件―青森地裁
時事通信 11月5日
青森市のアパートで昨年10月、犬用の首輪で監禁された無職太田しのぶさん=当時(31)=が遺体で見つかった事件で、傷害致死罪に問われた男3人の裁判員裁判の判決が5日、青森地裁であった。武田正裁判長は小形将人(38)、蝦名勝俊(39)両被告に懲役12年(いずれも求刑懲役15年)、太田さんと同居していた桑野貴志被告(39)に懲役9年(求刑懲役13年)を言い渡した。
武田裁判長は判決で「3人は長期間にわたって、無抵抗の被害者に苛烈で危険な暴行を繰り返した」と指摘。「その態様は、人としての尊厳を踏みにじる極めて陰惨で残忍なものだ」と述べた。
★責任の所在が曖昧なままでは、遺族も納得できないと思います。
せめて、精神的な負担が軽くなるようにちゃんと対応してほしいと思います。
そして、もう2度とこのような事故が起こらないようにしてほしいと願います。
「被害者対応続ける」=判決受け改めて謝罪―JR西社長
時事通信 9月27日
福知山線脱線事故で、JR西日本の井手正敬元相談役(78)ら歴代3社長の無罪判決を受け、同社の真鍋精志社長は27日午後、大阪市北区の本社で取材に応じ、「事故で亡くなった方々やご遺族らに心よりおわびする。当社の責任の重さを痛感している」と謝罪した。
真鍋社長は終始沈痛な面持ちで、「引き続き被害者の皆さまとしっかり向き合って話をし、対応することに努力していく」と語った。
子供の苦しみに比べてら。11年でも短いように感じますが子供は天国でどう思っているのでしょうか?
それでも、母親の幸せを願っていたとしたら切ないですね。
刑務所のなかでどんなに反省して更生しようと、未来を奪われた子供はもう戻りません。
できれば、もう二度と子供の虐待死の事件が起こらないよう抑止力を上げる為にも、罪を重く設定したほうがいいと思います。
【朝霞男児虐待死】求刑上回る11年 母親の共謀認定
埼玉新聞 8月29日
朝霞市で昨年7月、同居する交際相手の男と共謀し当時5歳の長男を虐待、死亡させたとして、傷害致死罪に問われた無職被告(24)の裁判員裁判の判決公判が29日、さいたま地裁で開かれた。片山隆夫裁判長は「執ようかつ残忍な犯行」と求刑を超える懲役11年(求刑・同10年)を言い渡した。
判決で片山裁判長は、虐待の様子を録画した動画などから被告と受刑者(同罪で懲役11年が確定)の共謀を認定。「(被告が)受刑者の暴行や虐待を容認、助長する態度を取っていたと言わざるを得ない」と述べた。
弁護側は被告自身は暴行を加えていないと無罪を主張したが、判決は「手加減することなく被害者の身体を手や棒でたたいた」と被告本人の暴行も認め、「公判前に受刑者に自らに有利な虚偽証言をするよう手紙で依頼したり、公判で不合理な弁解に終始し、亡き息子の痛惜の念があるのか疑われる態度も認められる」と量刑の理由を述べた。
判決文などによると、被告は受刑者と共謀の上、昨年6月8日から7月9日までの間、朝霞市三原の自宅アパートで、長男明日ちゃんに、しつけと称して頭や顔などを手や金属製の棒で殴る暴行を加え、敗血症により死亡させた。
家族だからこその不満やわだかまりがあったのでしょうが、もっと他に解決法はなかったのでしょうか・・・・
どんな、判決がでようとこの兄弟はいろんなものを一生背負う事になりますね。
被告に懲役5年求刑 筑西の父親暴行死 茨城
産経新聞 7月25日
筑西市で3月、父親に暴行して死なせたとして、傷害致死の罪に問われた被告(55)の裁判員裁判の論告求刑公判が24日、水戸地裁(佐藤弘規裁判長)であり、検察側は「高齢の被害者に一方的に暴力を加えるなど、悪質」として、懲役5年を求刑した。判決は26日。
弁護側は「(暴行は)父親から暴力を受けていた妹を守るためで、再犯の恐れはない」と主張、「社会内での更生が望ましい」として執行猶予付き判決を求めた。
起訴状によると、川田被告は3月12日、妹(52)=同罪で起訴=とともに、父親=当時(87)=の胸や手足を殴る蹴るなどして死亡させたとしている。
被害者女性が監禁され、救出された後にストーカ行為を行われ警察に相談しても警察は警告するに留まり、その警告を受けた犯人が被害者女性の家族2人を殺害した事件です。
監禁したのも間違いないし、凶器も所持し、被害者女性は日常的に暴力もふるわれていたみたいですから犯人に間違いないとは思うのですが。
被害者の為にも、本当の事を話して、罪を償ってほしいです。
しかし、こういう裁判の裁判員を務めると、精神的に辛いでしょうね。
読売新聞 5月21日
2011年12月に起きた長崎県西海(さいかい)市の2女性殺害事件で、殺人罪などに問われた無職筒井郷太(ごうた)被告(28)の裁判員裁判の第6回公判が21日、長崎地裁で開かれた。
筒井被告が逮捕後の取り調べで、「大変なことをしてしまった。全て正直に話さなければと思う」などと犯行を自供している様子を録画した映像が、検察側の証拠として廷内で流された。
映像は、逮捕翌日の11年12月18日と同23日に行われた検察官と警察官の取り調べの様子を計約1時間にわたり収録したもの。ストーカー被害を訴えている山下誠さん(59)の三女(24)に配慮して廷内では音声がすべて消され、裁判員らはイヤホンでやりとりを聞いた。被告は落ち着いた様子で取り調べに応じ、包丁を振り下ろして殺害する様子を再現したり、調書に署名したりする姿が映し出された。犯行を認める供述内容の一部は、その後行われた被告人質問で明らかになった。
被告人質問は、この日が初めて。被告は自白調書に署名した理由について、「刑事から『死ね、くず』とどなられたり、机をたたかれたりして脅され、警察の意に沿う供述をした」と説明した。
検察側から、捜査段階で作成された54通の供述調書全てで犯行を自供している点を指摘されると、「『調書にサインしないと、共犯者と疑われて取り調べを受けている三女やお前の家族が裸にされるぞ』と脅された」などと繰り返した。
キャッシングに手を出し、ブラックリストに載ってしまったことで非常に苦労した経験があり2度と同じ目に合わないために、そのきっかけとなった裁判所関係のニュースデータを公開します。