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2010/03/29 (Mon)
「水俣病」という名前を初めて聞いたのは、小学校の教科書でした…。
その時でも、ずいぶん昔の話のように感じてましたが。
国が裁判所での和解協議のテーブルについたのは、水俣病裁判40年の歴史上初めてだとか。
被害にあった方たちには、ここまで来るのにかなり長い道のりでしたね。





水俣病訴訟 和解へ 「不知火会」も受諾 29日地裁で基本合意
(2010年3月29日 西日本新聞)


 水俣病未認定患者でつくる「水俣病不知火患者会」(熊本県水俣市、約2800人)は28日、国、熊本県、原因企業チッソに損害賠償を求めている集団訴訟をめぐり、水俣市で原告団総会を開催。熊本地裁が出した和解所見の受け入れを決めた。被告3者は既に受け入れを表明しており、29日に開く第5回和解協議の場で、地裁所見に基本合意する予定。

 15日に出された地裁の所見は、チッソが一時金210万円と団体解決金29億5千万円を、国と熊本県が療養手当月額1万2900-1万7700円を支払うなどの内容。

 原告団総会には、熊本、鹿児島両県などから約1100人が出席。大石利生原告団長が「(事前に実施した)地域集会で会員も所見を積極的に評価していた」として、所見受け入れを提案した。

 理由として(1)裁判所が提示(2)判定方法では、行政による切り捨ての危険を大幅に克服(3)補償内容は(団体解決金も含めれば)最高裁の水準に見劣りせず(4)高齢の原告が多く早期救済が求められている‐ことを挙げた。

 出席者1050人と議長一任の委任状931通の計1981票で採決され、圧倒的賛成多数で所見受諾を決定した。反対は1票。棄権者が数人いたとみられる。

 採決前の討論では、救済対象から外れた1969年12月以降に出生した原告12人の処遇が焦点となり、「ともに解決できないのは残念」「国ともっと突っ込んで交渉を」などの要望が続出。園田昭人弁護団長が「近く国と交渉し、だめな場合、同じ仲間なので(団体解決金の中から)一時金を支給したい」と答え、救済の対象地域外や認定申請を棄却された原告に対しても支援を約束。早期救済を求める意見も出され大勢が固まった。

 所見は年内解決を求めているが、判定結果が見通せないこともあり、原告団は全員の結果判明後に再度開く総会で和解の諾否を最終決定する考え。大石団長は「すべての被害者を救済する大きな目的に向かって全員が闘ってほしい」と訴えた。

 不知火会は2005年10月に第1陣が熊本地裁に提訴。19陣までの原告は計2123人。同地裁が今年1月に和解勧告し、協議が行われていた。
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