草食動物だから、そうでしたね…。
奈良公園のシカ=シカせんべいのイメージがあって。
芝刈りや剪定の予算は、敷地が広いだけにかなりかかりそうですね。
県庁がシカが食べてくれるから、年一回でOKと言っているなら、奈良地裁もとりあえず年一回で試してみたらいいじゃないですかね?
で、伸びすぎるようならもう一回増やすとか。
臨機応変にできないもんですかねー?

奈良公園:シカに食べてもらえば芝刈り不要?
(2010年8月14日 毎日新聞)
奈良公園(奈良市)内にある公的機関の芝刈りは年何回が適当か--。奈良県庁の1回に対し、奈良地裁は3回、それぞれ業者に委託しているが、そもそもシカが日常的に芝を食べるため、ほとんど刈る必要はないという。税金の使い方に厳しい視線が注がれる中、「裁判所もシカに任せて回数を減らしたら」との声も出ている。【高瀬浩平、写真も】
奈良地裁によると、造園業者に委託し、毎年5、6、8月に庭の芝刈りや樹木の剪定(せんてい)をしている。年間予算は支部や簡裁などを含め約200万円だが、支部などには植え込み程度しかなく、大半は地裁分とみられる。地裁総務課は「回数は経験則で決めている。業者は一般競争入札で選び、契約の条件で年3回とした」と説明する。
一方、県庁は毎年7月下旬ごろに実施し、年間予算は約50万円。ろうそくで奈良公園一帯を照らす「なら燈花会」(8月5~14日)を前に、「伸びた芝が燃えないよう刈っている。シカが食べてくれるので年1回で十分」(県管財課)としている。
奈良公園は、芝の部分だけで阪神甲子園球場のグラウンドの約40倍に相当する約53ヘクタール。国の天然記念物に指定されているシカは約1200頭いる。保護活動をしている「奈良の鹿(しか)愛護会」の試算(04年)によると、シカがいなくなり業者に芝刈りや施肥などの管理を年20回委託すると、年間約100億円かかるという。
奈良県市民オンブズマンの阪口保代表幹事は「裁判所が必要な芝刈りの回数を精査しているか疑問だ。地方自治体に比べて、裁判所は市民の目が届きにくく、まだまだ無駄を省く余地があるだろう」と話している。
京都は4割ですね。
それに反して、東京などは7割と高いのですが、とりあえず病院に入院させておこうという、予防拘禁ということなんですかね。
裁判所入院決定に地域差、京都4割
(2010年07月24日 京都新聞)
重大事件を起こし心神喪失で無罪となった精神障害者らを対象とする心神喪失者等医療観察法について、全国の地裁の審判結果に、大きな地域差があることが分かった。施行から昨年末までで、入院決定が8割を占める地裁がある一方、京都地裁は4割にとどまる。精神医療の地域格差の反映ともいえるが、「予防拘禁にあたる」と同法に対する批判が根強いだけに、議論を呼びそうだ。
最高裁によると、施行から昨年末までに各地裁の医療観察法の審判(事件に関与がなかったなどの却下を除く)は1509件あり、▽入院950件▽通院287件▽医療観察法での処遇が不要との決定(不処遇)が272件で、約6割が入院だった。地裁別に見ると、東京地裁は▽入院106件▽通院14件▽不処遇31件と、入院が7割と高く、埼玉や千葉も同程度だった。全体数は少ないが、青森は8割を超え、大津も7割だった。大津を含めて不処遇がゼロの地裁は5カ所あった。
一方、京都地裁は▽入院14件▽通院5件▽不処遇16件で、入院決定は4割にとどまった。大阪や神戸は5割程度となっている。
決定の地域差について京都産業大の川本哲郎教授(刑事法)は「指定入院医療機関の整備の遅れが一因」と指摘する。医療観察法で入院決定された触法精神障害者の受け入れ先として国は800床を整備するとしたが現在は566床で、京阪神では大阪府に5床だけだ。「審判結果にこれだけ地域差があるのは、法の下の平等に反する」とした。
京都弁護士会の大杉光子弁護士は「京都地裁の入院決定の少なさは、地域の精神医療の受け皿が相対的に整っていることを示している。地域医療を充実させることで十分対応でき、医療観察法は廃止すべき」としている。
報道各社が地裁所長の記者会見を求めたものの、それを拒否したせいか、ずいぶんと厳しく書かれちゃってますね。
確かに、消してしまった記録した映像は戻しようがありませんが、「なくなったものはどうしようもない」などと発言してはまずいですねぇ…。
それも、消したあと1年も放置しておいたわけですから。
大人なんですから、もうちょっとモノの言い方に気をつけなくちゃ。

【もう一筆】司法に求められる真摯な態度 福島
(2010年5月17日 産経新聞)
福島地裁郡山支部で、係争中の損害賠償請求訴訟の原告側証拠を記録した映像データの一部を、職員が誤って消去していたという不祥事が発覚した。原告からの証拠保全の申し立てに基づき関係書類を撮影したデータを、パソコンでDVDに複写する際に消してしまったらしい。しかも、データの不備を指摘した原告に謝罪するまで、1年も経っていた。裁判所が証拠を無くしたという前代未聞の出来事。訴訟への影響も懸念され、まさに「あってはならない事件」だ。
だが、この件に関する地裁の対応には、首をかしげざるをえない。マスコミ各社は記者会見を要求。しかし、地裁は「取材対応し、所長コメントも発表していて必要はない」として拒否した。裁くことが仕事の裁判所。追及を受ける立場になったことにとまどいと恐怖を感じたのかもしれないが、事は司法への信頼性にかかわる問題だ。司法も信じられないとなったら、国民は何を信じたらいいのか分からなくなってしまう。
裁判員裁判制度の導入に至ったのにも、裁判官と一般人の間の意識のズレが一因として挙げられていたのではなかったか。
同地裁の姿勢からは、今回の事態を反省している真摯(しんし)な態度はうかがわれない。問題を深刻にとらえていないのではないか。同じミスを二度と起こさない強い意思を示すためにも、会見を開いて、詳しい経緯を説明すべきだった。(土樋靖人)

裁判員制度が始まりましたが、自分が裁判員にならない限りは、なかなか裁判所に行くことってなさそうですし。
裁判員を選ぶ過程に使用される部屋も見学できるなら。
残念ながら、水戸地裁からは遠いので自分は見学には行けそうもありませんが、地元の方いかかですか?
裁判所もっと知ろう 17・21日に地裁ツアー 法廷で写真撮影など
(2010年5月10日 東京新聞)
水戸地裁が十七日と二十一日、刑事裁判の傍聴や、法廷で写真撮影ができる「裁判所ガイドツアー 行ってみよう!見てみよう!裁判所」を開く。参加費無料。
裁判員制度が始まって約一年が経過したが、もっと市民に裁判所や刑事裁判を身近に感じてもらおうと、今回初めて企画。
ツアーでは、裁判員候補者から裁判員を選ぶ際に裁判官や検察官が候補者に質問をする「質問手続き室」や、候補者が待機する待機室などの見学が可能。審理が開かれていない法廷内での写真撮影や、裁判官が着用する法服の試着もできる。
時間は両日とも、午後一時十分から同四時半まで。申し込みが必要。問い合わせは同地裁総務課=電029(224)8408=へ(平日のみ)。 (中津芳子)
別記事に写真が載っていたのですが、似てますね。

色・大きさ、パッケージデザインがそっくりです。結局和解し、両社がパッケージデザインを変更するようです。
どちらが先に発売したのか、ちょっと気になるところですが。
この夏には、全くパッケージのデザインの違う2社の商品が、薬局などに並んでいるってことですかね。
フマキラーがアースと和解 携帯型虫除け器販売で
(2010年4月29日 フジサンケイ ビジネスアイ)
殺虫剤大手のフマキラーは28日、最大手のアース製薬による携帯型電池式虫除け器の販売差し止めを求める仮処分を東京地方裁判所に申請していた件で、アースと和解したと発表した。フマキラーは、腕時計のように腕に巻き付けて使う点などが自社商品に酷似しており、不正競争防止法に違反すると主張していた。今後は両社がそれぞれパッケージデザインを変更し、消費者が混同しないようにする。
キャッシングに手を出し、ブラックリストに載ってしまったことで非常に苦労した経験があり2度と同じ目に合わないために、そのきっかけとなった裁判所関係のニュースデータを公開します。