刑事裁判で初とは意外です。
取り調べの様子を透明化させるために、もっと早くに導入されているものかと思っていました。
今回の場合は、被告の証言が二転三転しているために使われるようです。
今後こういうケースが増えるでしょうね。
取り調べの様子録画したDVD 法廷で再生へ 東京地裁
(2007年05月24日朝日新聞)
フィリピンで05年に起きた殺人事件の被告の裁判で、東京地裁(小坂敏幸裁判長)は24日、共犯者の取り調べの様子を録画したDVDを証拠として採用した。25日に開かれる法廷で撮影内容が再生される見通し。取り調べの内容は通常、供述調書という書面の 形で証拠採用される。録画によって記録された取り調べの様子が刑事裁判の証拠となるの は初めてのことだ。 殺人の罪に問われているのは吉井誠被告(51)。05年7月、保険金を得る目的で東京都内の会社員を殺害するなどしたとして起訴されたが、公判で他の共犯者との間で殺害 などの共謀があったことを否認した。
共犯者の1人として起訴された山本俊孝被告(55)は捜査段階で「吉井被告が事件に関与した」とする内容の供述をしていた。しかし、証人として出廷した吉井被告の公判で は異なる証言をしたり、証言を拒絶したりした。
このため検察側は、捜査段階の山本被告の供述調書の内容が信用できることの立証が必要と判断。取り調べの様子を録画したDVDを証拠申請し、弁護側も採用に同意した。法 廷では15分ほど内容が再生される予定だ。
取り調べの録音・録画をめぐっては、弁護士を中心に捜査をチェックする目的で導入を求める声が強い。最高検は適正な取り調べだったと立証するために昨年夏から一部の事件 で録音・録画を試行しており、今回の証拠申請はその一環だ。
ラジオを聴いていると交通情報でよく事故情報やってますよね。
なんだか自分とは無縁のようで、交通事故に遭うことってあまり普段考えてませんけど。
どうしたらいいのか、少し考えておこうかな?
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キャッシングに手を出し、ブラックリストに載ってしまったことで非常に苦労した経験があり2度と同じ目に合わないために、そのきっかけとなった裁判所関係のニュースデータを公開します。